2018.11.27

絶対にこだわりたい、バー内装の3つのポイント【販売あり】

バーの内装は、お店の印象やイメージを左右する大きなポイントです。お店のコンセプトを伝えたり、お客さまに来てもらいやすい空間を作ったりするためにはこだわりが必要です。

 

内装を考える際に何が必要か、どのような部分にこだわれば良いのかを知っていれば、より良い内装デザインをすることができます。理想のバーを実現させるためにはどんなことが大切なのかを知り、内装を考える際の参考にしましょう。

 

 

【目次】

  1. 結論、バーの内装は使う木材の質にこだわるべき
  2. 店内が薄暗いなら、チークやカリンがおすすめ
  3. 絶対にこだわるべき三つのポイント
  4. 木には、一本一本ストーリーがある
  5. 特別なひとときの演出に、特別な木材を使う
  6. まとめ _ バー内装でのこだわりポイント

 

 

1.結論、バーの内装は使う木材の質にこだわるべき

飲食店の雰囲気づくりは内装によって決まります。良い内装デザインをすれば、バーのコンセプトやその店舗独自の個性などを演出することができます。そのためには、高い品質の木材を使用することが必要不可欠です。質の良い木材であれば、イメージする店内の雰囲気をより忠実に再現できるからです。理想のバーを作るためには、どんな木材を使うかが重要なポイントになります。     

 

 

2.店内が薄暗いなら、チークやカリンがおすすめ

カリン古材の一枚板

 

一言で木材と言っても、その種類はたくさんあります。それぞれ違った特徴や強みを持っているため、どのような木材が最適かは、使う環境や場面によって異なってきます。店舗に木材を使用するときには、目的に合った種類のものを選ぶことが大切です。

 

落ち着きのある店内にするために照明などの明かりを少し抑える場合には、雰囲気を重くさせない程度の明るさの色味の木材を使用するのが望ましいでしょう

 

。暗い店内に合わせて木材の色調も暗いものにしてしまうと、近寄りがたいイメージが強くなってしまうからです。良いバーを作るためには、全体のバランスをイメージした内装デザインが求められます。

 

チーク古材の天板

 

代表的な木材として、チークが挙げられます。チークは高級材としても知られており、高い耐久性と美しい木目が特徴的な木材です。豪華客船や高級家具などに昔から使われてきました。色調が明るめなので、薄暗い店内で使用すれば店内の雰囲気を暗くさせすぎないようにすることができます。それでいて明るすぎないので、自然に店舗の雰囲気に馴染むことができるのも魅力です。

 

また、カリン材も薄暗いバーで使用するのに適しています。黄褐色や橙褐色などの赤色を基調とした色調が特徴の木材です。決して明るい色合いの材ではありませんが、暗い室内でも印象に残るほど、強い存在感を持った材です。その色と木目の美しさから、高級家具やキャビネットなどに多く使用されてきました。チークもカリンも、カウンターなどに使用されることもあり、バーとの相性はとても良いと言えるでしょう。特に落ち着きのある店内の雰囲気を作りたいときには、この2種類の木材がおすすめです。

 

逆に照明が明るめの店舗などの場合には、また違った木材を使うことが望ましいと言えます。店内の雰囲気は、訪れるお客さまにとっては入りやすさに直結する大きな要素です。暗すぎたら近寄りがたいし、明るすぎれば落ち着かない空間になってしまいます。店内が明るい場合には、使用する木材はやや落ち着いた色味のものを使用するなどの工夫が必要です。木材の特徴や質を知った上でそのお店に最適なものを選ぶことで、店内の雰囲気のバランスを取ることができます。

 

 

3.絶対にこだわるべき三つのポイント

バーの内装を考える上で重要なポイントとなるのが、カウンター、壁面、バックバーの3つです。この3つは、店内の雰囲気やお客さまに好印象を与えられるかどうかに大きく関わってくる場所です。これら3つの場所はそれぞれ空間を占めるスペースも大きく、お客さまの目に必ず入る場所だからです。

 

バーの印象を左右する大事なポイントであると同時に、お店のコンセプトをお客さまに一目で伝えられる部分でもあるということが言えます。したがって、使用する木材にもこだわる必要があります。

 

カウンター / 壁面へのこだわり

カウンターはバーをデザインする際の核とも言える、お店の中心となる場所です。カウンター席に座ってお酒を楽しむのがバーの醍醐味とも言えますから、お客さまにお店の雰囲気を気に入ってもらえるかどうかはカウンターにかかっていると言っても過言ではありません。色調は明るめか暗めか、木目がはっきり出ているかなどの少しの違いによって、お店の雰囲気を大きく変えることになります。

 

また、カウンターはお客さまが直接手を触れる可能性の高い場所でもあります。こうしたお客さまが触れる部分には、肌ざわりの良い木材を使用すれば、居心地の良い空間だと感じてもらうことができるでしょう。

カリン古材、チーク古材のパネルレイアウト

壁面も同様で、店内においてカウンターよりもさらに大きな面積を占めるぶん、より一層気を使う必要があります。

 

 

バックバーへのこだわり

フェイクグリーンをチーク古材の額縁で壁面にデザイン

バックバーにも同じことが言えます。バックバーは、そのお店がどのようなお酒を取り扱っているのかが一目で分かるいわばお店の顔のような場所です。バックバーはカウンターの正面にあるため、カウンター席に座れば必ず目にすることになります。このバックバーが安っぽい造りだったり印象が薄かったりすると、お店全体の印象も悪くなってしまいます。

 

お客さまにお店を印象付けるためには、質感や色、見栄えなど様々な要素に注意して木材を選ぶことが大切です。高級感あるイメージにしたいのか、居心地の良さを重視したナチュラルな雰囲気にしたいのか、お店ごとのコンセプトに合わせて木材を使用することが求められます。

 

 

4.木には、一本一本ストーリーがある

現地のチーク古材の丸太

木は多種多様な種類がありますが、同じ種類の木であっても一つ一つの表情は違います。木目、色合い、質感、香りなど、どれをとってみても同じものは一つもありません。生育環境や年月の違いによって、異なる特性や性質があらわれ、それぞれ多彩な個性がうまれることにつながるのです。木材を選ぶときも、素材の一つ一つの違いを確かめ、その中からより用途に適しているものを厳選することができます。人工的に造られた無機質な素材とは違い、自然のあたたかみや一つ一つの素材の繊細な違いを感じられるのが木材の魅力だと言えます。

 

例えば、木目の違いはその木が育ってきた場所の気候や温度に関係します。一般的に、温帯や暖帯に生息する木には年輪があらわれ、常に高温になる熱帯に生えている木にははっきりとは年輪が出ません。どこで生まれ育ったかの違いが、出てくる年輪にそれぞれ異なる表情をもたらします。

 

それだけではなく、日照条件の違い、虫や獣の発生、雨量の変化などの様々な要因によって、あらわれる木目の姿は大きく変わってきます。同じ場所で育っていても、そのような要素の違いがあるため、まったく同じ木目を持つ素材は存在しません。言ってみれば、その木がどのような環境で育ち、厳しい自然の中を生き抜いてきたのかという物語が、木目となってあらわれるのです。

 

傷の有無も、木の個性に大きく関わってきます。つるりとして傷ひとつない素材も綺麗ですが、傷があるゆえに独特の味を出すことができるのも木の魅力の一つです。キツツキなどの鳥や虫に樹皮が傷つけられたとき、その部分を癒そうとすることでできる跡のことをバークポケットと呼びます。このバークポケットがある部分は、周囲の色に比べて濃い色に変わります。

 

このような色の変化があることによって、一定ではない木の色合いを楽しむことができます。人の手では出すことのできない、自然のもたらす色合いを味わえるのは木材を利用する上での大きなメリットです。店舗の内装などをデザインする際にも、木の持つ特性を理解し目的に合ったものを選ぶことができれば、その真価を最大に発揮してくれることでしょう。

 

 

5.特別なひとときの演出に、特別な木材を使う

飲食店の中でも、バーという場所は特別な雰囲気を持つ場所です。いつもの慣れ親しんだ空間からちょっと非日常を味わえる場所へと、普段の気持ちを少しだけ解放させてくれるような力が必要となります。そのような雰囲気づくりをするためには、やはりどのような木材を使うかが鍵となります。

 

バーに訪れるお客さまの多くは、他のお店とは違った、そのお店だけの特別な雰囲気を楽しみにしている方がほとんどです。そのニーズに合わせるためには、使用する木材も特別なものを使用するのが望ましいでしょう。

 

 

チーク、マホガニー、ウォールナットの3種類の木は、世界三大名木とも呼ばれ、希少で最も美しいとされている高級木材です。このような有名な木材は、特別な木材として使用される代表的なものになります。ウォールナットはあたたかみのある色で、落ち着きのある印象を店内に与えることができます。マホガニーは昔から高級家具に使用されてきた木材で、生産地によっては現在では非常に希少性が高くて手に入りづらい素材です。

 

高級感のあるあめ色が特徴で、クラシックな雰囲気を演出するのに向いています。チークの大きな特徴は、年月を経るごとに明るさが増していくことです。お店の成長とともに変わっていく色合いを楽しむことができるのも魅力の一つです。これらの三代名木を使用すれば、落ち着きがあり、高級感を感じさせる雰囲気をつくるのに役立つことでしょう。

 

 

このような名前が知られている銘木の他にも、様々な雰囲気を演出することができる素材がたくさんあります。重要なのは、どのような場所に、どんな木材を使用すれば良いのかを知っておくことです。特に他とは違う、特別な瞬間をお客さまに提供したい場合には、木材選びには細心の注意を払うことが必要になります。

 

使用する木材の色味、質、肌触りによってお店の雰囲気は大きく変わります。お客さまに素敵なひとときを過ごしてもらうには、高級感があったり、落ち着きのある素材を使うのが望ましいでしょう。使う場所や想定される利用シーンに合わせて木材を選ぶことでイメージ通りの内装に仕上げることができます。

 

 

 

6.まとめ _ バー内装でのこだわりポイント

より良いバーの内装を実現させるためには、木材へのこだわりが欠かせません。選ぶ木材一つで、店内の雰囲気やお客さまに与える印象は大きく変わってくるからです。どのような種類の木材があるのかや、どの場所にどんな木材を使用するかについての知識をしっかり持っていれば、理想のバーをデザインすることができるでしょう。

 

また、木材は一つ一つに個性があり、それぞれ違った特色を持っています。特に多くの人の目に入るような場所には、厳選した特別な素材を使用するのが良いでしょう。