古材とは

傷も割れも表情も。長い年月をかけて作られた、世界でたった一つだけの木材。

古材とは、家屋で長年利用されてきた木材、あるいは、地中や水中に何十年、何百年と埋もれて化石化した木材です。このため、傷もあれば割れもあります。また、どこか懐かしい風を誘い、同じ表情を持つものはない、世界にたった1つだけのものです。経年変化も加わり、見る
者の目を見張る存在感があり、歴史を感じさせ、癒し空間を与えてくれるのが、古材なのです。改めて整理すると、その特徴は大きく4つあります。
木の写真

傷も割れも表情も。長い年月をかけて作られた、世界でたった一つだけの木材。

古材とは、家屋で長年利用されてきた木材、あるいは、地中や水中に何十年、何百年と埋もれて化石化した木材です。このため、傷もあれば割れもあります。また、どこか懐かしい風を誘い、同じ表情を持つものはない、世界にたった1つだけのものです。経年変化も加わり、見る者の目を見張る存在感があり、歴史を感じさせ、癒し空間を与えてくれるのが、古材なのです。改めて整理すると、その特徴は大きく4つあります。
  • エコ社会に貢献できる

    解体された家屋から出る木材を廃材として処分せず再利用するため環境に優しく、持続可能なエコ社会に貢献できます。
  • 経年変化の味わいがある

    古材は伝統の技法で建築されて50~100年以上経過した古民家から取り出したもの、あるいは樹齢100年以上経過したものです。
    このため古材には傷や割れ、ノミの跡などがあり、新しい木材では決して出せない一点一点の表情や風情があります。例えばタイ産のチーク材は、腐ることなく、雨風にさらされた味のある自然の状態が保たれ味わい深く、飲食店などで大人気となっています。
  • 手をかけると生まれ変わる

    磨いたり加工したりすれば、美しく芸術的な家具や装飾品に生まれ変わります。例えばチークのベッドは、サンディング(研磨)かけると、チーク油が浮いた本当のチーク色の、非常に趣のあるベッドへと変わります。
  • 新材よりも強度が強い

    長い時間をかけて自然乾燥され、強度を増していくのが古材です。特に、タイ北部~ミャンマーでは土壌が石灰質なのでとても硬くなりやすく、より耐久性が増します。
こうした特徴から、私たちは古材を単なる資材や、ましてや廃材でもなく、非常に価値のある「木財」だととらえています。
ぜひ一度、この古材の魅力を体感してみてください。

古材銀行とは

銀行からお金を引き出すように、求めに応じて古材を提供できるシステムを目指して設立。大正2年創業の株式会社 渋谷が、長年の歴史と経験、目利きにより、世界各地から仕入れた古材を管理、販売。その貯木量は日本最大級。