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2019.01.07

古材を取り入れたレイアウト事例【オフィス編】

近年、各種ニュースサイトやSNSなど企業が活発に情報発信をしているシーンを見かけます。発信されている情報ももちろん有用ですが、それ以上に「非常におしゃれなオフィスだなぁ」という観点がワールドデコズ内でも度々話題になっています。

 

中でもベンチャー企業やIT企業など、比較的新しい企業は大きなウォールグリーンを設置したり、近未来感を演出したりと大胆なデザインを取り入れている企業も多く、非常に参考となっています。

 

また、デザイン系の企業様となると、見た目の素晴らしさに加え各素材の質にも気を配り、その空間に何かの意味やストーリーを持たせようと試みる方もいらっしゃいます。

 

ワールドデコズでもそうした企業様のお手伝いをさせていただいております。
私たちの一番の強みは「古材の取り扱いが可能である」ということ。

本記事では私たちが最も自信を持つ「古材」という材に照準を絞り、オフィスに取り入れた際の事例や雰囲気をお伝え致します。

 

 

【目次】
1.古材をオフィスに取り入れる
2.古材として現代に形を残す樹種
3.古材をオフィスに利用した制作事例
4.古材がオフィスシーンに与える好影響
5.古材と廃材の違い
6.まとめ

 

1.古材をオフィスに取り入れる

以前は少し特殊な部類に入る古材という材ですが、近年少しずつ認知が高まりつつあります。世界規模の目線で見れば、環境問題に対する意識が強まり始めたことが挙げられますし、日本国内で言えば古民家カフェの流行などが要因として考えられます。

とはいえ、もともと「古材」という材はアメリカやカナダでは非常にポピュラーな材で、盛んに取引が行われています。どちらかと言うと、日本国内での市場の成熟が世界基準に追いついてきたというイメージが近いでしょうか。

 

日本国内においてはそのような状況ですので、古材をオフィスデザインに取り入れている企業はそう多くありません。古材という材が拒否されているというよりは、そもそも古材についての認知が国内では少ないため、選択肢に挙がってこなかったという表現が正しいでしょう。

古材を活用した事例は前例が少なく、イメージが湧きづらい部分もあるかと思います。
手順を追って、ご紹介させていただきます。

 

 

2.古材として現代に形を残す樹種

古材として現代まで形を残すためには、いくつかの要素をクリアする必要があり、その樹種は限られています。

日本の木材ではヒノキ、ケヤキなどがよく古材として出回ります。海外の木材ではチークとカリンが多い印象を受けます。どれも非常に強度のある樹種であり、長い時間の使用に耐えうる材質です。

 

例えばヒノキは各地の神社や仏閣にて、建材として積極的に使用されています。例えば奈良には数百年前の建物も少なくありませんが、今でも変わらず凛とした佇まいにて存在しています。また、そんな建造物の中で主要な太い柱だったり、より人目に付きやすいところ(見た目が重視されるところ)に利用されてきた材がケヤキです。

チークやカリンも高級家具材のイメージがありますが、その材の性質から現地では建材として積極的に活用されてきました。

 

3.古材をオフィスに利用した制作事例

富士フイルム様事例

使用樹種:ネズコ

事例の詳細はこちらから

 

billage OSAKA様事例

使用樹種:チーク

事例の詳細はこちらから

 

使用樹種:チーク

事例の詳細はこちらから

 

 

翔和様事例

使用樹種:栃

事例の詳細はこちらから

 

SHIBUTANI エステート・パートナーズ(株)事例

使用樹種:チーク,

事例の詳細はこちら

 

4.古材がオフィスシーンに与える好影響

特徴的なのはやはり、その存在感でしょう。
普段街中で目にする木材とは一線を画するオーラ。非常に目を引く存在です。

こうした存在感を利用し、「モチーフとしての活用」が非常に有効です。

そのお部屋のレイアウトや、目を引く主役となるインテリアに古材を使用し、その古材にメッセージを込め、代弁させるのです。古材ほどの独特な雰囲気があれば、従業員の皆様がその空間や、そこに設置された古材を一目見て、反射でそのメッセージを思い出すような状況を作ることができます。

 

例えば、「流行に流されず、自分たちの丁寧で伝統的な仕事やりきる」というメッセージは非常にわかりやすいですし、「顧客に提供する価値の本質を考え続ける」というメッセージに対し、古材という回答を用意することも面白いかと思います。


また、古材にはどこか懐かしい、不思議な暖かさがあります。
これを活用するためには例えばエントランスなど従業員を迎え入れる場所への設置や、議論が白熱しがちなミーティングルームなどに設置することがオススメです。

 

このあたりの効果や実感については、富士フイルム様による実際の導入インタビューをぜひ読んでみてください。

 

富士フイルム様の事例はこちらから

 

古材は他の材にはない、不思議な魅力をまとった素材です。
クリエイティブな空間の演出、日常業務に何かしらの刺激を与える仕組み作り、計画的な休息を狙う空間作りなど、オフィスで過ごす時間の中に何かしらのアクセントを追加したい時、古材は非常におすすめな選択肢となります。

 

 

5.古材と廃材の違い

さて、ここまで古材のお話をして参りましたが、webで「古材」と検索すると、「廃材」の情報が出ていたり、逆に「廃材」と検索しながらワールドデコズに訪れる方もいらっしゃいます。

古材と廃材は何が違うのでしょうか?
強いて言えば、文字どおり古材は「時間の経過した材」であり、廃材は「廃棄される材」。とはいえ、本質的にはどちらも変わりは無いように思います。

 

木は伐採された時点で、木としての生を終え、新たに木”材”としての生を歩み始めます。木材は人間の手によって生み出されます。また、人の手によってその後の過ごし方が大きく変わるのです。

 

廃材を定義づけるのは他でもない、私たち人間です。
私たちが「これは不要だ」と判断した瞬間、全ては廃材として処理されてしまいます。
ワールドデコズで取り扱う、世界で唯一の古材達も、同様です。

 

私たちはこうした木材を、木”財”であると考えています。
古材は宝物です。

 

一本一枚が全く異なる時の経過を経験し、全く異なる表情や雰囲気を纏う。
もちろん、人為的なコントロールは全くできませんし、新たに作り出すこともできません。そのような貴重な材なのです。


まさに、生かすも殺すも自分次第。
この素晴らしさを正しく伝えることができるかどうか、私たち次第。
同様に、こうした材に価値を見出すかどうか、貴方次第。

ただ「廃材」とひとくくりにしてしまうには非常に惜しい不思議な魅力を、古材は放っているのです。

 

6.まとめ

オフィスに古材を活用している企業はまだまだ多くはありませんが、イメージは湧きましたでしょうか?

古材は独特な材ではあり、使い所に悩まれるかもしれません。そうした際は一度ワールドデコズへご相談ください。貴方のご希望を叶える一品をご案内させていただきます。

その材を実際に見て、触れて、もし何か感じることがあれば、ぜひ貴方の今後のストーリーを引き立てるお供として、その一本一枚をお連れいただけますと幸いです。