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2018.11.16

憧れのオフィスグリーンを造花(フェイクグリーン)で実現!

街中や美容院、オフィスなどで、壁全体が植物に覆われたおしゃれな壁面緑化を見かけることが増えています。

 

緑化をしているだけで空間の雰囲気がぐっと良くなりますが、本物の植物を使った壁面緑化は、メンテナンスが大変だったり施工費用が高かったりするなど、ハードルが高いと感じられるかもしれません。

 

しかし、フェイクグリーンという手法を使えば、手軽に安価に壁面緑化をすることが可能です。オフィスのような室内空間の緑化に特に向いている、フェイクグリーンの魅力をご紹介します。

 

 

【目次】

1.オフィスグリーンに壁面緑化を使う

2.オフィスに本物の植物を使う効果とリスク

3.造花(フェイクグリーン)を使うメリット

4.造花(フェイクグリーン)のお手入れ

5.造花(フェイクグリーン)と本物の植物の価格の違い

6.まとめ

 

 

1.オフィスグリーンに壁面緑化を使う

「壁面緑化」とは、意図的に壁面を植物で埋めることを言います。屋根や屋上に植物を植えて緑化することを「屋上緑化」と言いますが、同じことを壁面に施工するのが壁面緑化です。

 

屋上緑化や壁面緑化は、ヒートアイランド現象に代表される環境問題への対応策として普及してきましたが、建物の耐久性や断熱性を高めたり、景観が向上したりするなど、自然・建物・人に良い影響を与える効果があります。また、壁面緑化は屋外に限らず、屋内のインテリアにも使われているのです。美容室やエステサロン、カフェといった、居心地の良い空間が求められる場所で壁面緑化が増えてきています。落ち着いた空間を演出するには壁面緑化は最適で、植物の緑色が涼しげな印象を与えるだけでなく、気持ちも和らげることができるでしょう。

 

さらに、最近はオフィスでも壁面緑化が見られるようになってきています。デスクが並ぶだけの殺風景になりがちなオフィススペースを壁面緑化することで、フレッシュな印象に変えることができるのです。

 

 

2.オフィスに本物の植物を使う効果とリスク

本物の植物を使った壁面緑化は、さまざまな効果があります。


まずは、ヒートアイランド現象への対策の効果です。ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が郊外に比べて島状に高くなる現象です。壁面緑化をすることによって、建物の温度上昇を抑制することができます。緑化によって、太陽光が遮断されたり、冷気が形成されたりするために、市街地において気温を下げる効果があります。


これに伴って省エネ効果も得ることができます。建物の温度の上昇を抑えることで、冷房などの空調費用とエネルギーを削減することができるのです。同様にCO2排出量も抑制できるでしょう。また、騒音を低減する効果も検証されています。


このように多様な効果がある一方で、残念ながら本物の植物を使う場合ならではのリスクも少なからずあるのです。

 

例えば、そもそも壁面緑化自体に失敗すること。本物の植物なので、当然ちゃんと育つためには生育環境が整っている必要があります。環境の条件は、日照時間、風環境、隣との境界など。これらが整っていないと、壁面緑化ができない可能性があります。また、環境条件によって、育てられる植物の種類が限られる場合があるため、希望通りの空間演出ができないことがあります。

 

さらに、植物が壁を覆うまでには時間がかかるため、例えば店舗のオープンなどを控えている場合、早めに施工を開始しなければならないうえ、予定通りに壁面緑化が完了しないリスクもあるでしょう。さらに、衛生管理も徹底することが必要です。日射量を細かく確認・調整して腐ってしまったり枯れてしまったりすることを避けなければなりません。

 

一度枯れてしまうと再度緑化するのに、長い時間とお金がかかります。また、枯れ葉を掃除するのはもちろん、病害虫などが出た場合、特に店舗やオフィスの場合は会社の印象にまで関わります。後述しますが、加えて壁面緑化システムのメンテナンスの手間もかかります。以上のように、実際の植物を使った壁面緑化では、リスクも避けては通れないのが実情です。

 

 

3.造花(フェイクグリーン)を使うメリット

本物の植物を使った壁面緑化が多くの効果がありつつリスクも大きいのに対して、フェイクグリーンを使って壁面緑化することでリスクを低く抑えるという方法があります。

 

まずフェイクグリーンを使えば、枯れることが有りませんので、お手入れや衛生管理が大変楽になります。後述しますが、本物の植物を使った壁面緑化は施工が完了したら終わりというわけではなく、緑化し続ける限りシステムのメンテナンスとお手入れが必要になります。これに対しフェイクグリーンは造花であるため、生きた植物を育てる際にかかる手間が一切かかりません。これが最大のメリットと言えるでしょう。

 

また加工技術の向上により、フェイクグリーンは、造花とは気づかないほどクオリティの高い壁面緑化に見せることが可能です。フェイクグリーンであっても安っぽくならずに、洗練された環境とも相性よく馴染みます。さらに、フェイクグリーンなら環境を問わず多彩な空間装飾を実現することができます。本物の植物は環境によって選べる種類が限られますが、造花であればどんな場所であっても好きな種類のグリーンを選ぶことができます。

 

条件に左右されることなくイメージ通りの雰囲気を演出するには、フェイクグリーンのほうが向いていると言えるでしょう。

 

 

4.造花(フェイクグリーン)のお手入れ

壁面緑化のお手入れについて詳しく説明しましょう。もし本物の植物を使った壁面緑化をしたなら、以下のようなお手入れ・メンテナンスが必要です。

 

まず自動潅水装置と肥料の管理です。壁面緑化した場合、潅水と液肥混入を自動で行う装置を設置するのが一般的ですが、季節や気候条件によって必要な潅水と液肥混入の程度が変わるため、設定値を変えなければなりません。次に病害虫の防除です。春から秋にかけて年3~4回程度の薬剤散布をして、病害虫による被害を防止します。これに加えて清掃も必要です。春と秋など、年に2回ほど枝切りや刈込みをしましょう。壁面緑化でよく利用されるつる性の植物は、生育が早いため上下の植物を覆うなど日射を防ぎ、欠株を起こしてしまう可能性があります。また付近の排水溝や水回りなどに枯れ葉がたまり、詰まってしまう可能性もあるため、ここも清掃します。


このように様々なお手入れ・メンテナンスが必要な本物の植物に対して、フェイクグリーンのお手入れは大変簡単です。ほこりをかぶっていたらふき取って、日光が当たる場所なら日に焼けていないかを確認するくらいです。拭き掃除には、乾拭きするよりもウェットティッシュを使うのが良いでしょう。

 

 

5.造花(フェイクグリーン)と本物の植物の価格の違い

壁面緑化をするうえでどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

まず本物の植物を使った場合、自動潅水設備込みで1平方メートルあたり8万円~25万円程度が相場です。ちなみに施工面積が広くなると、一見値段が上がりそうですが、1平方メートルあたりの値段は下がる傾向にあります。壁面の形状や構造、排水方法、植物の種類などにより、値段が異なりますので、具体的に知りたい場合は施工会社に問い合わせて見積もりを出してもらうのが良いでしょう。

 

対してフェイクグリーンの場合も見積もりが必要ですが、業者に頼む場合でも2万円程度から施工することが可能です。さらに自分で設置することを厭わないなら、Amazonなどで1平方メートルのフェイクグリーンパネルが1万円程度で販売されています。やはり、潅水設備のようなシステムが必要ない分、フェイクグリーンのほうが一平方メートルあたりの単価が低くなっています。

 

 

6.まとめ

フェイクグリーンは、壁面緑化自体の景観を向上させたり快適な空間を演出したりする効果は保ちつつ、本物の植物を使うよりもお手入れ・メンテナンスの手間を省ける、手軽に壁面緑化をするために最適な手段だと言えます。

 

特に室内の壁面緑化において、フェイクグリーンは本物の植物よりもメリットを発揮します。施工が簡単なうえ、害虫や枯れ葉に悩まされる心配がありません。ぜひフェイクグリーンを利用した壁面緑化で、心地よいオフィス空間を演出してください。

 

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オフィスに植物を置くと生産性が上がる? 植物による心理的効果

https://worlddecors.com/blog/6004

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