2019.03.18
大型フェイクグリーンの導入について【壁面緑化など】
近年、オフィスやマンション、ホテルや公共施設など、場所を問わずグリーンを取り入れるシーンが増えて参りました。ワールドデコズでもフェイクグリーンの取り扱いを行なっておりますが、昨年頃から多くのお問い合わせを頂いております。
ワールドデコズのフェイクグリーンは、ご発注の際にある程度までイメージを固めますが、その先の作業は職人が自らのセンスと裁量で、手作業にて製作を行います。一つ一つ丁寧な仕事を行うため、どうしても時間がかかってしまいますが、商品はまさに一級品です。カラーバランスや立体感を演出することで、本物と身間違うほどのリアル感を纏います。
【参考】もっと深く知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
【2018年版】リアルなフェイクグリーン! 本物と比較してみた
さて、そんなフェイクグリーンですが、その美しい見た目に「素敵だな」と思う方はいらっしゃっても、具体的に何か施設に取り入れようと思っても、何を決めれば良いのか、どんなことを考慮する必要があるのかわからないと言った声をよく伺います。
そこで本記事ではフェイクグリーン、特に大型のものに焦点を絞り、発注の流れや手入れのこと、それから企画の際のポイントなどをまとめてご紹介させていただきます。
【目次】
1.グリーンが人間に与える効果
2.緑化にフェイクグリーンを利用するメリット
3.大型フェイクグリーン導入の流れ
4.大型フェイクグリーンの施工実績
5.まとめ
1.グリーンが人間に与える効果
ご存知の通り、緑という色には人々にいい影響を与える色とされています。
具体的には
・ストレス緩和
・リラックス効果
・目の疲れの軽減
・コミュニケーションの促進
・慢性的な疲労の軽減
などが挙げられます。
【参考】もっと深く知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
オフィスに植物を置くと生産性が上がる? 植物による心理的効果
これらの効果により、オフィスにおいては「生産性の向上」が期待できますし、ホテルやマンション、商業施設や飲食店などでは「居心地の良さ」を演出することができます。
少し視点を変えると、運勢を高めるという観点でも植物は重要な意味合いを持ちます。
風水では植物の配置は非常に重要です。悪い「気」の流れをブロックしたり、逆に良い「気」をどんどん呼び込んだり…加えて悪い「気」を浄化する力も持っています。
中国では風水をビジネスの場に使用することは一般的であり、様々な企業が実践しています。オフィスだけではなく、飲食店などの店舗でも使える概念であることや、植物を設置するだけで良いことから、比較的取り入れやすいアプローチでしょう。
【参考】もっと深く知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
風水と植物でビジネスを加速させる! 効果的な方法は?
2.緑化にフェイクグリーンを利用するメリット
グリーンが利用されるシーンが拡大すると同時に、本物の観葉植物だけでなくフェイクグリーンが注目されるようになりました。冒頭申し上げましたように、今やフェイクグリーンは「ただのニセモノの植物」として片付けるにはもったいないほどのリアルさと美しさを演出できるマテリアルとなりました。
本物の植物は、インテリアとして取り入れるとオシャレで瑞々しい印象を与えつつ、前述のような素晴らしい効果を周囲に与えることのできるマテリアルである一方で、維持と管理に対し非常に気を配る必要があり、コストもかかるという難点があります。
せっかく綺麗にデザインしても、植物であるが故に成長してしまいますので、1ヶ月もすればデザイン当初とは全く異なるイメージになっている可能性があります。
成長によるレイアウト崩れであればまだマシですが…枯れが起きてしまうと当初の狙いとは正反対の印象をお客様に与えることとなってしまいます。(不衛生、病気、元気が無い、だらしない。などの印象)そう言った意味では、デザイン力で言えばフェイクグリーンの方が優秀であるとも言えます。
さて、本物の植物を使用するデメリットをまとめると…
・枯れの発生
・成長
・湿度 / カビの発生
・虫の発生
・毎日のお世話/手入れの手間
などが考えられます。
実はこれ、フェイクグリーンなら全部解決できるんですね。
成長や枯れが無いため大規模な修繕は不要、水やりがありませんので湿気やカビの心配もなし。もちろん虫も発生しません。お手入れは月に一回程度、埃を落とす程度で十分です。
【参考】メリットについて、もっと深く知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
壁面緑化のリスクをフェイクグリーンで回避する
オフィスの緑化は造花で実現!フェイクグリーンの3つのメリット
施設の壁一面を緑に! フェイクグリーンなら管理も楽々
3.大型フェイクグリーン導入の流れ
ワールドデコズで取り扱っているフェイクグリーンは出来合いのパッケージ商品ではなくオーダーメイドにて製作を行っておりますので、基本的には初めにヒアリングをさせていただく形となります。
そこで、利用シーンやサイズ感などについてお伺いしたのち、数十種類あるグリーンのパーツ群の中から、どのパーツをどれだけ、どのように使いどんなイメージにするかをご提案させていただきます。
そのため、お客様は「こんな感じ!」というイメージをお持ちいただければ十分でございます。「こんな感じ!」の粒度も特には問いません。例えば「この製作実績と同じものを作って欲しい!」でも「〇〇なコンセプトでカフェをオープンするから、その内装に使いたい!」でも、全く問題ありません。
「緑を取り入れたい!」というご希望のみいただければ、あとは弊社が主導でヒアリングなどを行わせていただきますので、実現したいもの・ことについてご希望をお聞かせいただければと思います。
4.大型フェイクグリーンの施工実績
フェイクグリーンの施工実績はこちらのページに掲載しています。
【参考】フェイクグリーンの施工実績
施工実績_フェイクグリーン
皆様のご希望と近いものはございましたでしょうか?
ワールドデコズではフェイクグリーンそのものだけでなく、「そもそもフェイクグリーンを使ってどんな空間を演出するのか」だったり「フェイクグリーンを綺麗にデザインするための周辺小物(額縁やプランターなど)」も合わせてご案内・ご提案することが可能でございます。
緑は木材との相性が非常に良いものです。
一方で、無機質な建造物に突然緑を取り入れてしまっては、少しちぐはぐな印象になってしまう場合もございます。
導入の際は空間全体の雰囲気を大切にし、フェイクグリーンそのもののデザインもそうですが、緑が空間に違和感なく溶け込むような工夫も行いますので、こちらも合わせてご相談させて頂けますと幸いでございます。
5.まとめ_大型フェイクグリーンの導入について
フェイクグリーンの利用について、イメージは膨らみましたでしょうか?
このような壁面緑化を始めとする大型のフェイクグリーンの導入を、お客様ご自身で考えをまとめ、発注することは簡単なことではありません。
そのため、アイデアベースで構いませんので、一度お問い合わせをいただければと思います。皆様の頭の中の構想を、形にするためのお手伝いをさせていただければと思います。
その他、おまけとして小さい規模のフェイクグリーンの活用について、記事を書いてみました。より多くの方がフェイクグリーンの魅力に気づくキッカケを作ることができれば幸いでございます。
【参考】小規模フェイクグリーンの活用
小型タイプのフェイクグリーンの販売
100均フェイクグリーンでできるカフェ風インテリア10選